- プラズマペンについて
- このようなお悩みの方におすすめ
- プラズマペンで治療できるイボ
- プラズマペン治療の流れ
- 治療後の処置について
- プラズマペン治療の料金
- プラズマペンの概要
- プラズマペンのよくあるご質問
プラズマペンについて

プラズマペンは、ペン先から極細の高周波プラズマを放出することで皮膚細胞を蒸発させて治療します。
お肌へのダメージを最小限に抑えられるため治療後の傷跡や出血といった合併症が軽減します。
また、蒸散部位を細かくコントロールでき、浅く削ることができるため眼周りや頭皮にできたイボやできものについても合併症の程度が少なく治療が可能です。
1回の治療で効果を実感しやすく、特に小サイズのイボ治療に適しています。
イボ治療として保険治療で行う冷凍凝固療法、自費施術となる炭酸ガスレーザーや電気メス治療と比較してもお肌へのダメージが少なく、術後の赤み、炎症性の色素沈着、傷跡といった合併症が軽減されています。
このようなお悩みの方におすすめ
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アクロコルドン(首の小さなイボ)
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脂漏性角化症(顔、首、手足などにできやすい老人性イボ)
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血管腫
- 小さなホクロ
プラズマペンで治療できるイボ
主に、首イボとしてできるスキンタグ(軟性線維腫)、日光暴露部位にできやすい脂漏性角化症(老人性イボ)が良い適応となります。
イボ以外に治療できるもの
小さいホクロ(直径4mm以下)、小さな血管腫(直径4mm以下)は傷跡を少なく治療することができます。
皮膚の表面にできる良性腫瘍も除去可能です。
また、頭皮や眼周りのイボやできものの治療も可能です。
*小さいホクロでも真皮(皮膚の深い層)にホクロ細胞があるものは軽度のへこみが残ってしまったり、再発する可能性があります。
*血管腫についても深くまで削ると軽度のへこみが残る可能性があります。
プラズマペン治療の流れ
1ご来院
まずは " 皮膚科保険診療 " でご予約ください。
診察の上、プラズマペン治療の適応を判断いたします。
2説明と同意
プラズマペン治療の適応がある場合、治療内容を説明いたします。
治療効果、合併症、ダウンタイムなどに関して了解いただき、治療を希望される場合は同意書にサインをいただきます。
*治療個数が多い場合は別日に予約枠を確保して行います。
3局所麻酔
極細の針で少量局所麻酔を行います。
チクッとした痛みがあります。
(*ごく小さなイボは麻酔なく施術することがあります。)
4施術
イボ、ホクロ、できものなどをプラズマペンで削ります。
出血はほとんどありません。
傷に軟膏を外用して終了します。
治療後の処置について
傷の大きさによりますが、傷が治るまで2〜4週間ほどかかります。
軟膏を外用し、浸出液が多い場合は絆創膏等で傷を保護していただきます。
プラズマペンの施術料金
※まずは" 保険診療 "でご予約ください。診察の上、適応を判断いたします。
※イボやできものの大きさで料金が異なります。
※施術料金には局所麻酔料・針代・機器代など全て含まれます。
※全て税込価格です。
プラズマペン施術の概要
所要時間
個数により時間が異なります。
例:3個程度であれば局所麻酔からプラズマペンによる除去を合わせて5〜10分程度で終わります。
推奨回数
小さいイボの多くは1回で治療できますが、大きめのイボやホクロ、良性の腫瘍は数回にわたってゆっくり治療することもあります。
洗顔・メイク・入浴
洗顔は、入浴は12時間後から可能です。
傷がある部位にメイクは極力行わないでください。
ダウンタイム
- 麻酔注入部位のしびれ → 数時間
- 赤み → 2週間〜4週間
- 傷 → 2週間〜4週間
- 局所の腫れ → 数日程度
- ひりつき → 数日〜2週間
- 紫斑、カサブタ → 1週間〜2週間
副作用・リスク
【局所麻酔】
アレルギー、アナフィラキシーショック、感覚鈍麻、点状紫斑
【プラズマペン】
赤み、紫斑、皮膚のへこみ、瘢痕、痛み、浸出液、再発
注意事項
下記に該当する方、施術予定の部位に合併症を生じるリスクの高い方はプラズマペン治療を受けることができません。
- 血液をサラサラにする抗凝固薬や抗血小板薬などを常時服用している方(ワーファリン、リクシアナなど)
- 妊娠中、もしくは授乳中の方
- 局所麻酔(キシロカイン)アレルギーの方
- 膠原病、重い糖尿病をお持ちの方
- ケロイド体質の方
- 自己免疫疾患を患っている方
- タトゥー、入れ墨がある部位
- 現在ヘルペスウイルス感染症、とびひなどの皮膚感染症がある場合
未承認医薬品等の表示
未承認医薬品等
プラズマペンは医薬品医療機器等法上、国内未承認医療機器です。
入手経路等
TMKメディカル株式会社経由で個人輸入しています。
国内の承認医薬品等の有無
同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
プラズマペンのよくあるご質問
1回で治療が完了しますか?
治療するできものの種類や大きさによります。
小さいイボやできものであれば1回で除去できます。
ホクロや良性腫瘍で真皮(皮膚の深い層)に細胞がある場合、治療で取り切れずに再発することがあります。
あまり深く削ると傷跡がへこみと残ってしまいますので、深くまで細胞が存在するできものは取り切れないこともあります。
治療に痛みは伴いますか?
痛みは多少あります。局所麻酔を行う際にチクッとした軽い痛みがあります。小さいイボは麻酔なしでも軽度の痛みで治療できます。
施術後の注意事項はありますか?
施術後は肌が炎症反応を起こし、刺激に敏感になります。
施術後数日ひりつきや触ると痛みを感じることもあります。お肌に刺激となりやすいスキンケア製品は傷への使用をお控えください。
傷のある部位へのメイクはお控えください。
かさぶたができたた後にメイクを再開することが望ましいです。
施術当日はお風呂に入れますか?
施術した日は出血しやすいので入浴はお控えください。
翌日から入浴できます。赤みや痛みが残る場合は、症状が落ち着くまでの2~3日程は入浴やシャワーの温度はぬるめ(39度以下)に設定してください。
治療後にできた傷には毎日軟膏を外用してください。
ピーリング作用のあるものやアルコール成分が配合された製品は傷にしみたり、肌荒れを助長する恐れがありますので、傷が上皮化するまでは使用をお控えください。